北海道遠征2023年夏Part2
北海道遠征２泊目の朝、昨日より若干早めの３時30分位に宿を出発。あたりはまだ暗いが東の空は少し明るくなってきている。とりあえず、昨日と同じ川を目指す。大雪ダムに注ぐ石狩川の上流部である。昨日と同じ場所に入渓、昨日とは逆に上流に釣り歩いたが全く反応無し！早々に諦め移動を決断。
舗装道路から砂利道を車で数分進んだ同じ川の少し上流部でやってみることにした。クマ出没のリスクは当然高まる。がしかし、やっぱり綺麗な魚に出会いたい思いの方が優ってしまうのである。車を駐車し河原まで歩き、まずは爆竹を３発鳴らした。もちろん鈴は必携だ！
上の画像が入渓場所。この辺りから釣り上がっていく。今回はミノーを中心にキャストを繰り返してみたが、反応が無いためスピナーに変更。
比較的流れの緩い場所を選び対岸に渡って更に釣り上がると、水中に岩が上流から下流に５メーター位出張っている部分があり、魚が隠れるのにはもってこいの場所があったので、上流にスピナーをキャスト。リーリングしてルアーの回収直前にバコッ！と魚がスピナーを引ったくった。結構良い引きだ。ランディングネットなんぞ持って無いから、陸に上げられそうな場所を探し慎重に魚を引き上げた。おっー！綺麗なアメマス。30cm位かなぁ〜。北海道でのトラウトフィッシング史上一番大きな魚だ。（今までがあまりにも小さい魚ばかりで釣れるだけで満足していた）
この後も少し上流部に同じようなポイントがあったのでスピナーで誘ってみた。スピナーを追いかけてきた同サイズクラスの魚が見えたがヒットにまでは至らず残念！
更に上流に釣り上がると、深みのあるトロ場があったので、ワクワクしながらキャストをしてみたもののノーバイト。なかなか難しいものなのだ。更に上流に行くには崖をよじ登らなければ行けない場所となったため、この日はここまでとした。しかし貴重な１匹であった。
入渓地点に戻る頃には太陽が顔を出してくれて、晴れ渡った空と渓流がとても綺麗であった。このようなロケーションで釣りができることに心を込めて感謝したい。１匹の釣果でも心は充分満たされるのである。
今回はミノーへの反応がまったく無かった。夏はやっぱりスピナーが強いのかな？この日は2010年ステラにPEライン0.6号、リーダーはフロロ６号、ロッドは昨日と同様、AbuのSalty Styleで挑んでみた。
